\みなさん、こんにちは~~~!!!.....美味しいものって罪ですよね。笑 たまに朝やる気がないときと疲れているときは、お昼外食にするんですけれども。美味しいごはんに出会えた時、この上ない幸福感を感じます😊お気に入りのお店が少しづつ増えていくのも嬉しくて😍(店員さんが顔を覚えてくれるとさらに嬉しい!)行ったことないお店も勇気を出して開拓しつづけようと思います✨おすすめのお店があったら教えてください🍙食いしん坊のお話でした。笑
地盤改良
さて、本日のテーマは「地盤改良」!どんなに耐震性能の良いお家を建てたとしても、それを支える地盤が軟弱だと、上に建つお家が揺れたり歪んだり、液状化によって沈んでしまったりします・・・。お家を建てる際は事前に地盤調査を行い、必要に応じた地盤改良が必要です。
地盤調査では「スウェーデン式サウンディング試験」が一般的で、プランが決まったお家の四隅と中心の5ヵ所の強度を調べます。スクリュー状の鉄の棒に重りを少しづつ乗せながら地面にねじ込み、25cm貫入する重さや回転数を記録して地盤の強度を算出します。地盤改良には代表的なものとして、土を掘りセメント系固化材と混ぜ合わせる「表層改良」、コンクリートの柱を何本も注入する「柱状改良」、鋼管の杭を打ち込む「鋼管杭」があります。セメントを使用する地盤改良は、人の健康や自然環境に悪影響を及ぼす非常に危険な発がん性物質「六価クロム」が発生する可能性があります。2003年に土壌汚染対策法が施行され、もし汚染物質の六価クロムが発生してしまった場合は土地の所有者がその汚染物質の浄化義務を負うこととなります。また上記の工法で使用された地中埋設物は、土地を売却したり建て替えをする際に産業廃棄物扱いとなるため撤去が必要となり、撤去費用がかかったり土地の評価が下がったりします。地中深くまで注入された何十本もの杭の撤去は大変難しく、除去しきれない場合もあるようです(社長が最近そのような現場を目撃しております・・・)家を建てる時に解体するときのことまで考えないかもしれませんが、自分の子どもや孫達に負の遺産を遺すことは避けたいですよね🥺
ハイスピード工法
そこで、先日ヴィータスタイルデザインで今後採用するためにお打ち合わせをしたのが「ハイスピード工法」。この工法は地盤に孔を掘り、砕石を詰め込んで石柱を形成する、天然素材のみを使用した環境にも人にも優しい工法。天然砕石は将来撤去の必要がなく、同等の重さなら何代にもわたり繰り返し使用でき、土地の資産価値を守ります。また地震の衝撃にも強く、砕石パイルと現地盤で複合的に面全体で建物を支えるので安定した強さがあります。柱状改良や鋼管杭は揺れの変化に耐えられずひびが入ってしまう可能性もありますが、砕石パイルはもともと固まっているわけではないので地震の揺れに追随して強度低下を和らげる効果があります。
また土より透水性の高い砕石パイルは、地表へ逃げようとする水の圧力を和らげるので液状化を抑制します。砕石を使った地盤補強では過去に起きた震度6~7の大きな地震の際、液状化による大きな被害はなく、東日本大震災ではハイスピード工法の効果が実証されました。
また土より透水性の高い砕石パイルは、地表へ逃げようとする水の圧力を和らげるので液状化を抑制します。砕石を使った地盤補強では過去に起きた震度6~7の大きな地震の際、液状化による大きな被害はなく、東日本大震災ではハイスピード工法の効果が実証されました。
内閣府(防災担当)による「都道府県別地震被害想定概要集」より埼玉県と千葉県の地震被害想定結果を見ると、私たちの事務所がある埼玉県東部地域は液状化が強く懸念される地域・・・・現に大きな地震があった際は地面が割れて水が出ている箇所を何度も見ています。ひどい場所だとマンホールが浮き出てしまっていたり、明らかに地面が隆起してしまっていたりしましたね。東日本大震災の際、地盤沈下や液状化被害を受けた千葉県浦安市(チーバくんの口のあたり。真っ赤なところです)ですが、東京ディズニーランドは最小限の被害で済みました。それは、ハイスピード工法同様の原理であるサンドコンパクションパイル工法で地盤改良されていたから。ハイスピード工法は砕石なのに対し、サンドコンパクションパイル工法は締め固めた砂を使用しています。サンドコンパクションパイル工法は非常に大きな重機が必要。それを住宅用に小型化しローコスト化したものがハイスピード工法です。海上空港をつくる際にも使われる工法と聞くと、建物をしっかりと支えてくれそうだなと感じますよね🙆
大切な建物を守るには地盤から
地震大国日本だからこそ、できる限りの対策をして、末永く安心して暮らしたいですよね!地盤改良判定が出てしまった際は、安易に「撤去は売る時に考えればいいからとりあえず安く済む方法で」とせず、環境のことや人への影響のこと、将来建て替えや土地売却をするときのこと、地震から家を守れるかなど様々な視点から考えてみてくださいね。以上、本日は環境に配慮した地盤改良のお話でした🧏それではまた~~~~🐰