\みなさん、こんにちは~~~~!!!/8月になりました!ひとこと!「猛暑!!!!」猛烈な暑さの中、オリンピックの選手たちは大丈夫だろうか、現場の職人さんたちは大丈夫だろうか、炎天下の中部活を頑張っている若者たちは大丈夫だろうか・・・。さらにここにきて緊急事態宣言。医療機関の方々をはじめ、飲食店も休業の張り紙が出されて、みんな大丈夫だろうかと・・・・。心配は尽きません。。心配したところで何もできませんが、不要不急の外出を避けて、手洗いうがい消毒。自分が今できることを、やっていくのみですね。
資産価値
さて、気持ちを切り替えて!本日は「資産価値のある家づくり」をテーマにお送りいたします。何千万というお金をかけて、何十年というローンを組んで購入したお家。ですが、日本の住宅の資産価値は、海外と比べて低い評価だというお話は以前のブログでお伝えしました。20年そこそこで建物の価値が0になってしまう家づくりではなく、後世に渡って受け継いでけるような家づくりを目指しましょうねというお話でしたね。そこで、将来の資産価値を守るために必要な8つのポイントをご紹介いたします。これからお家を建てる方も、もう建てた方も、ぜひ参考にしてみてください🙂
➀住宅の維持と管理が重要
断熱性や耐震性など性能が高いお家であればあるほど長持ちしますが、性能が高いお家であってもより永く快適性を保つためには都度メンテナンスをしていくことが必要です。万が一、お家を売却しなければならなくなった際に、適切な維持・管理や情報管理ができていないと資産としての価値は低下してしまいます。定期点検を継続的に行い、情報管理や維持管理を徹底して実施している住宅会社でお家づくりをしましょう。
②長期修繕計画の作成
住宅は建てて終わりではありません。性能のいい家でもメンテナンスをしなければ傷んでしまいます。そのため定期的に状況を確認して、必要な補修や交換をしていく必要があります。お家によって使用している部材は異なりますので、メンテナンスを行うタイミングや必要な費用も様々です。住み始める前に長期修繕計画を作成し、それに基づいた点検やメンテナンスを実行しましょう。
③定期点検の実施
安心して生活していくためには、定期的に住宅の状況を確認する定期点検が必要です。点検のタイミングは住宅会社によって異なりますので、建てる前に確認しましょう。点検の時に必要な補修があった場合は、放っておくと傷みや故障につながってしまいますので早めに修理をお願いしましょう。
④住宅履歴情報の管理
住宅の図面や契約書、写真や仕様書、点検やメンテナンスの履歴など、住宅のあらゆる情報がきちんと管理されていることで、適切なタイミングや価格、工期で補修やリフォームを実行できます。この情報がない場合、万が一の売却時に査定の価格が下がってしまう恐れがあります。住宅の情報は火事や災害で消失してしまわないよう、クラウドシステムで管理されているのが好ましいです。
⑤メンテナンス費用の準備
マンションでは当たり前の修繕積立費。しかし戸建では修繕積立費の制度はありません。一つのお家に30年間で発生するメンテナンス費用は総額800万円~1,000万円と言われています(大規模なリフォームは除く)よくあるお困りごとの一つに「リフォーム工事時にお金がない」ということ。リフォームのためだけにお金を貯めることはなかなか難しくはありますが、本当に必要な時に困ることがないよう、工夫して積立ておくといいですね。
⑥設備機器の保証制度の確認
お家には様々な設備機器が備わっています。システムバス、システムキッチン、洗浄トイレ、・・・通常これらの設備機器には性能維持のためにメーカーによる保証が付いています。メーカーにもよりますが、保証期間は1年~2年で、この期間内に不具合が発生した場合に修理や交換をしてもらえます。しかし新築ですぐに故障が起こるでしょうか?
メーカーによる保証期間が終了した2年目以降に故障することがほとんどです。そのため、保証期間終了後の故障は当然自己負担に・・・・。メーカーの保証期間が終了したときのことも考慮して、修理費用の準備や保証を延長するサービスに加入するなど検討が必要です。
メーカーによる保証期間が終了した2年目以降に故障することがほとんどです。そのため、保証期間終了後の故障は当然自己負担に・・・・。メーカーの保証期間が終了したときのことも考慮して、修理費用の準備や保証を延長するサービスに加入するなど検討が必要です。
⑦雨漏りとシロアリからお家を守る
お引渡しから10年以内で重大な欠陥が見つかった場合に、消費者を守るための「住宅瑕疵(かし)担保責任保険」という制度があります。実はこの制度における保険事故のうち、およそ8割が防水施工不適切により雨漏りなどを引き起こしているのです。仮に木造住宅で雨漏りが室内から発見された場合、天井裏や壁の内側への雨水侵入は相当進んでいると予想されます。それらの水分によって住宅の主要構造部分である土台や柱が腐ってしまうと、構造上の欠陥を招き、災害等の被害で倒壊する恐れがあります。しかも雨漏りの原因特定は難しく、改修工事は長期にわたるため、コストも高くなってしまいます。そうならないためにも適切な防水施工は必須です。一旦お家に雨水が侵入すると、シロアリにとって絶好の環境を提供すること、みなさまはご存じですか?シロアリは湿気の多いところに生息しており、水分を含んだ木材を食べ、直射日光や風を嫌う傾向にあります。つまり雨漏りが起きている木造住宅は、シロアリにとってかっこうの餌場になる可能性が高いのです。住宅を支える木材が腐ってしまう上にシロアリに食べられてしまっては、安心して住めるどころではありませんよね。必ず新築工事の際には防蟻工事も行ってもらいましょう。またひとたび防蟻を行った住宅であっても、5年おきの定期的な点検と工事がとても重要です。適切なメンテナンスであなたのおうちの安全性を保ちましょう。
⑧安心・安全・快適な住まいをずっと守るサポート体制
今までのポイントを全ておさえていても、住宅会社や担当者が変わらずずっとサポートしてくれるのか、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。何か起きた時に、どこに問い合わせていいのか、今受けているサービスが、30年後も50年後も変わらずあるか保証がない、住宅会社が倒産したらどうなるの?といった状況は不安ですよね。住宅会社が責任をもって、あなたの資産を守り続けていく姿勢を見極めることも大事なポイントです。
今の日本の住宅に足りないものは、建築後の継続的な手入れをすることです。イギリスやアメリカなどのように、定期的にきちんとメンテナンスをして建物を育てていくことで、年月を重ねたお家でも新築時よりも高い取引価格となり、住宅が資産として受け継がれていくことになります。建てて終わり、古くなったら建て替えるではなく、ご自身の資産である愛着のあるお家を永く快適に保てるよう、考えてみてはいかがでしょうか?それではまた~~~~🐰