住宅も燃費で選ぶ時代?!
本日は「住宅も燃費で選ぶ時代?!」をテーマにお送りいたします。
「燃費」といえば思い浮かぶのは「車」ですね!
ハイブリッド車や軽自動車でも30km/L 走る車がたくさんあります。
少ない燃料で、長い距離を走ることができれば、毎月かかるガソリン代も減り、家計に優しいですよね😃
お家にも燃費がいい、家計に優しいお家があるんです。
高気密高断熱の家
以前、高気密高断熱のお家って何がいいの??というブログでもお伝えしましたが、高性能なお家は隙間が限りなく少なく(高気密)、断熱層でお家をすっぽり覆うこと(高断熱)で熱の行き来を防ぎ、冷房や暖房を効率よく運転することができます。
例えば!
真夏に窓が開いたままの状態でエアコンをつけても、冷えた空気が窓からどんどん外へ出て行ってしまうので、エアコンはお部屋を一生懸命冷やそうとずっと働き続けますよね😅❌
窓をしっかり閉めておけば、お部屋が一定の温度になったらエアコンは一休みできます⭕
高性能なお家は魔法びんのように温度を一定に保ってくれるので、結果、高気密高断熱のお家は電気代の節約につながります。
象印や、サーモスのような保温保冷機能のある水筒と、100円ショップで売っているプラスチック製の水筒。
冬の朝淹れた温かいコーヒーは、いつまで温かく飲めるでしょうか?
保温保冷機能のある水筒は、夕方まで温かく飲むことができますが、プラスチックの水筒は30分温かさが保てばいいところではないでしょうか?
お金を多少多く払っても、温かい飲み物や冷たい飲み物が長時間美味しく飲めるのであれば、いい水筒を欲しいと思う人はたくさんいると思います。
ハイブリッド車も高気密高断熱のお家も、一般的な物より初期費用がかかります。
ですが、その後のランニングコストの面でかなりの差ができることは明らかです。
長期的な目で見る必要性
30年以上暮らすお家は、ランニングコストやメンテナンスなど長期的な視点で見る必要があります。
例を挙げると、高気密高断熱のお家と、断熱や気密が不十分なお家とでは、同じ広さでもエアコンの台数が変わります。(高性能<一般住宅)
エアコンのスペック(~畳用)も変わってくるでしょう。台数が増えた分、取付工事費も多くなります。(高性能<一般住宅)
電気代も多くかかりますし、10年で買い替えも発生するでしょう。(台数分の差額がまた発生)
高性能なお家は【高い】と思ってしまいがちですが、長期的な視点で考えれば光熱費やメンテナンス費用が安く抑えられるので、結果的には【お得】になります。
実際、初期費用に掛かる建築費の差額は、毎月の光熱費の削減分で賄うことができるのです。
光熱費は生活していくうえで切り離せないもの。年々光熱費は値上げ続きで、特に電気料金は今とんでもないことになっていますよね・・・。
暑い・寒いを我慢して節約すればなんとか・・・とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、体に負担がかかる生活を続けていれば、ヒートショックなどの健康リスクとなって自分に返ってきます。
建築時は若くて気にならないかもしれませんが、何十年と住み続けるうちに人は歳を取ります。
40代、50代、60代とどんどん老化して身体にもガタがきている時に、暑さ寒さの我慢まで耐えられる自信ありますか?
目先の建築費だけで考えず、先々を見据えて、快適な暮らしのために初期投資することも一つの選択肢かなと思います。
燃費 5km/L の安い車を乗り続けるのか、30km/L のイイ車を快適に乗り続けるのか。
一般のお家と高性能なお家、建築費用と光熱費でどのくらいの金額の差が出てくるのか、シュミレーションツールで詳しいご案内ができますので、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください🙆
それではまたーーーー🐰
家づくりにおいて大切な事、もっと知りたい方はこちらもどうぞ!
快適な住まいづくりで大切なことは、目に見えない部分に隠されています。気密性、断熱性、耐震性、計画換気。どんなことに気を付けたらいいか、ぜひチェックしてみてください↓