眺望を楽しみながら、風景に溶け込む。水平ラインが美しい平屋
なだらかな山並みと田畑に囲まれた傾斜地の一角に、ポンと置かれたように建つシャープなプロポーションの平屋がMさん家族の家。設計を手掛けたのは建築家の河添甚さん。「高低差のある土地で目の前に広がる田園風景がとても美しい地域。この眺望を取り込み周囲の自然とも調和する方法を考えた結果、水平ラインを意識した平屋を提案しました。広いLDKを中心に左右に個室とユーティリティを配置したシンプルな平面計画ですが、生活のしやすさを考慮した回遊動線や仕上げの美しさなどにも配慮しています」(建築家)